「スクラップ・アンド・ビルド」読んだ

スクラップ・アンド・ビルド (文春e-book)
文藝春秋 (2015-08-07)
売り上げランキング: 139

今年のもうひとつの芥川賞である「スクラップ・アンド・ビルド」を読みました。
著者がなかなかにぶっ飛んでいるらしいというので、著作の方も期待です。

ちなみに、私は純文学というものに全く馴染みがなく、芥川賞作品も前回ピース又吉氏の「火花」を読んだのが初めてのシロートです。「にわか」にすらなってない。
「純文学」とはどんなものか、を知りたくて今回芥川賞作品を読むにいたった感じです。

そして、純文学というのはおぼろげながらに見えてきた気がします。
ストーリー展開とかクライマックスの盛り上がりとかじゃなく、表現力とか語彙のボキャブラリーとかそういうので勝負する感じのが純文学ってことで大体あってますか?

というのも、「火花」も「スクラップ・アンド・ビルド」もハラハラドキドキはないし、スカッと爽快感もなく、えっここで終わりなの?って感じなんです。
構成にしても、伏線に伏線を重ねて、「うぉ、ここで繋がるのかーーー!」みたいなことはないです。
淡々と日常が過ぎていく過程で、主人公の心理や光景がうまいこと言う感じの揶揄や描写によって表現されている感じです。

悪く言うと退屈なのだけどそこを楽しむのが純文学というものだという理解をしました。間違っているかもしれません。

なんか純文学をDisってるように見えるかもしれませんが、楽しく読みましたよ。つまんなかったら途中で読むのやめますもん。

まだね、純文学を理解した気になるのは早過ぎるんで、これからも読んでいきたいと思っております。