糸井重里秘本を読んだ

天狼院書店の「糸井重里秘本」を読み終えました。

「糸井重里秘本」関連のエントリーはコチラ。

天狼院書店で糸井重里秘本を予約した(2015/10/02)
天狼院書店から「糸井重里秘本」が届いた(2015/10/27)

そして、「糸井重里秘本」の著者とタイトルですが、すでにご開帳されていました。

【糸井重里秘本ご開帳!】ついに「糸井重里秘本」の中身を公開いたします!小さな書店で30時間に1000冊売れた小説とはいったい何だったのか?(天狼院書店)

というわけで、こちらが糸井重里秘本の正体です。

骨風
骨風
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篠原 勝之
文藝春秋
売り上げランキング: 10,248

タイトルは「骨風」。著者は、篠原 勝之さん。鉄の芸術家で「クマさん」って呼ばれていたあの方です。

最初、著者名を見ても誰だかわからず知らない人だな、って思いつつ読み始めたんですが、出だしにモンゴルに鉄の芸術を作りに行く話が書いてあって、あれ?もしかして、と思ってググったらクマさんでした。クマさんの本名って篠原 勝之っていうんだ。熊田さんとかじゃないのか。

そんなわけで、クマさんが著者とわかった時点で、「なんだクマさんが書いた本か」とちょっとがっかりしました。なんというか、ちょっと侮ってました。クマさんが書いた本が、そんなに良い文章なわけがない、という変な先入観というか、そういう思いがあったんですね。

でもまあ、読み進めてみると、これがすごいんですよ。
各編の構成とか文章とかすごくいいんですよ。
個人的には先に読んだ今年の芥川賞より、こっちのほうがいいと思いました。

ぶっちゃけ、これホントにクマさんが書いたの?芸術だけじゃなく、文才もあるの?なんなの?熊田じゃないし、という気持ちが湧いてくるくらい。

そしてこの本は文学賞「泉鏡花文学賞」を受賞したそうです。
この賞がどれくらいすごいのかわからないですが。

一点だけ注文つけることがあるとすれば、やっぱりハードカバーは重いし扱いづらいので、そこだけなんとかなりませんかね。