ONE PIECEを読んで思ったこと

B0070QWXP2ONE PIECE コミックセット (ジャンプコミックス)【マーケットプレイスコミックセット】
尾田 栄一郎
集英社

by G-Tools

実家にONE PIECE(コミックね)がありまして、帰省中、ずっと読んでおります。初めてONE PIECEを読みまして、ようやくゾロとサンジの区別がつくようになりました。

62巻ほどありまして、まだ読み切れていないんだけども、なぜONE PIECEがこんなにウケてるのかが分かったような気がしまして。私もずいぶんハマってしまっているわけなんですが。

私が子どものころには「キン肉マン」が流行ってました。で、キン肉マンを構成する3つの要素が「友情」「勝利」「努力」(だっけな?)って感じで、子どもにも分かりやすくて取っ付きやすいテーマでした。

で、ONE PIECEはなにかなー、なんて考えながら読んでるんですが、いまんとこ思うのは「夢」「仲間」「冒険」かなーと。

魅力的なキャラクターの仲間(や敵も)が登場して、一緒に冒険するってストーリーなわけだけども、その背景に一貫して流れる「夢」、もしくは「目標」みたいなものがあって、これを中心に全てが構成されていると言っても過言ではない、と思います。

それは、ルフィの言う「海賊王に俺はなる」がそうだし、ゾロは「世界一の剣豪」だし、ナミは「世界の詳細な地図を作る」だし、そういうお互いの夢があって、それを達成するために一緒に旅をして、困難を乗り越えてくって感じ。

で、多くの読者はこの分かりやすい構図にハマって行くわけです。各キャラクターに自分の姿を重ねて。

でもね、みんな実はそんなにないんですよ。明確な夢や目標なんて。
ただなんとなく毎日を生きるので精一杯で。
漠然とした目標みたいなものはあっても、それを達成するために具体的にアクション起こしてる人ってものすごく少ない。っていうか、そもそも自分の夢や目標が見つかってない。見つかっていないってことも自覚してない。

だからこそ、ONE PIECEにハマる、っていうか、あれはマンガの話しだから潜在的な憧れの対象として読んじゃう。

だけど、現実の世界で自分以外の誰かがルフィやゾロみたいに夢や目標を持っていて、それが大きければ大きいほど、「そんなのできっこねーよw」とかバカにした目でみちゃったりするんだろうな。ONE PIECEの中にでてくる他人の夢を小馬鹿にする現実的な小市民キャラなんだよ、現実の世界の自分たちって。

自分で大きな夢を持ってそれに向かって努力する、ってのが一番いいけど、それができないならせめて、夢を持って努力している人を小馬鹿にするんじゃなくて、応援して支援するようにならないと、雑魚以下のキャラにしかなれませんよ、っていう。