心の風邪

鬱病のことを「心の風邪」と表現するようです。
誰でもなる可能性があるし、こじらせると厄介という意味でもいい表現だなあと思います。

で、実際は心が風邪をひいたわけじゃなく、脳の病気のようです。
脳の疾患が、現象として心を弱らせてる、というのが実体に適した表現なのではないかと。

よく「まじめな人ほど鬱になりやすい」とか言われますが、間違ってはいないと思いますが正確でもない。なにしろ誰でもなる可能性があるんだし。

鬱に対してはセロトニンやノルアドレナリンの分泌を促進する治療を行うようです。つまり脳内物質であるセロトニンやノルアドレナリンの不足によって鬱病になる、ということのようです。
鬱病の定義が難しいんですが、セロトニンやノルアドレナリンが不足している状態を「鬱病」と呼んでるわけではないようです。鬱病かどうかは症状で判断するしかないようで、インフルエンザみたいにウィルスが発見できたからあなたはインフルエンザです。みたいな分かりやすさはないそうです。

じゃあなんでセロトニンやノルアドレナリンの分泌が悪くなるかっていうと、ストレスとか寝不足とか、そう言ったものが原因だったりするみたいで、だからまじめな人ほどストレスを感じやすくて鬱病になりやすい、ということはあるみたいです。
でも不真面目な人だってなることはあります。心じゃなくて脳の病気だから。

そんなわけだから、鬱病の症状も人それぞれ違うようです。
心が弱る、ネガティブな思考に陥りやすいという点では共通しているのでしょうけど、細かい心の動きとか、なにに対して苦痛(ストレス)に感じるかとかは人によって違うので、どう対処するのがいいのかってことも人によって異なります。

たぶん本人もどうすればいいのか分からないことが多いと思うし、だから周りの人はさらにどう接するのがいいのか分からないし。
「がんばれ」って言ってはダメだ、とよく言われるのだけど、じゃあなんて声かけたらいいんですか?ダメだっていうなら代案をだせ、代案を。

鬱病も日によって調子の好不調があるようで、なんともなく元気な日もあれば、とんでもなく沈み込んで動けない日もあるようです。
だから昨日は元気そうだったのに今日は休み、みたいなこともフツーにあり得ます。

脳の病気で心が弱るという症状がでるのだけど、心以上に体に不調があらわれるケースもあり、そうなると体調不良なのか鬱病なのか本人もよく分からないことがあるようです。

というわけで、「鬱病」という言葉はポピュラーになってきてるものの、鬱病ってなんだかよく分からんなーと思って調べたことを書きました。僕なりに解釈したところもあるので間違っているかもしれませんが。
正しく治療すれば必ず治る病気なので、「おかしいな」と思ったら早めに心療内科で診てもらうのがよいです。風邪はこじらせると厄介なので。
風邪は万病の元。