中日 落合GMによる契約更改がツンデレすぎる

中日ドラゴンズの契約更改が厳冬すぎると連日話題になってますが、未だに保留する選手すら現れず(除く井端)、例年以上にスムーズに進んでいるような印象すらあります。 これが落合マジックなんでしょうか。

契約更改後の会見コメントをみると、金額的には厳しいものの能力や期待値については十分評価している、ということを選手に伝えているのがわかります。
これはもうツンデレと表現していいんじゃないでしょうか。
こんな億単位のお金を動かすツンデレはそうそうありません。

そんなわけで、以下に各選手の更改の状況を列挙しておきます。
今後更改される選手についても、後日追加していこうと思います。

ちなみに、金額はすべて推定です。(← この注意書きって必要なの?)

小田 幸平捕手(36)

3600万円 → 2700万円(-25%)

「25%はキツイです。キツイでしょ?」と苦笑い。「でも落合GMと西山代表から『必要だ』と言われたのでサインしました。去年はそういう言葉がなかったので保留しました」と違いを説明

岩瀬 仁紀投手(38)

3億7000万円 → 3億7000万円(現状維持)

今季36セーブを挙げ、日本人通算最多セーブ記録を「382」まで更新。アップはなかったが「優勝争いに全くかかわらなかったから仕方ない」とサバサバだった。同席した落合GMからは「(残り118の)500セーブまで頑張れ」と声をかけられた。

田島 慎二投手(23)

3500万円 → 2800万円(-20%)

ルーキーイヤーから2年連続の50試合登板を果たしたが、今季は不安定な投球が続き厳しい評価となった。田島は「今年1年、納得できる投球が全然できなかったので」と話した。

武藤 祐太投手(24)

2000万円 → 2400万円(+20%)

武藤は「期待してもらっているんで、春のキャンプからアピールできるように」と予想を上回るアップ額に笑顔だった。

堂上 剛裕外野手(28)

2700万円 → 2025万円(-25%)

「今年は全然(活躍)できなかったので当然」とサバサバ受け止めた。(中略)堂上剛も10年目で初めての屈辱となったが「来年は優勝したい。一番いい年にしたい」と気合を入れ直していた。

松井 佑介外野手(26)

1200万円 → 1000万円(-16.6%)

年俸が下がり、表情はさえなかったが「来年レギュラー取りますと言ってきたので、今日特に何もありません。落合GMからは『なぜ持っている力を出せないのか?』と言われました」と話した。

荒木 雅博内野手(36)

1億7000万円 → 1億200万円(-40%)

18年目で最大の40%ダウンに荒木は「チームの成績がBクラスで、自分の成績もこうなので納得して判を押しました」とコメントした。

吉見 一起投手(29)

2億9000万円 → 1億7400万円(-40%)

「球団の方から『この成績じゃ仕方ない』と言われましたが、その通り。でも40%以上引かれなくてよかったです」と苦笑いだった。現在は6月に手術した右肘のリハビリ中。「医者から1年はかかると言われていますし、開幕から投げるのは100%無理。でも落合GMからは『6月からでも2ケタ勝つのは簡単』と言われました。来年、再来年でしっかり取り返したい」と巻き返しを誓っていた。

浅尾 拓也投手(29)

2億2000万円 → 1億6500万円(-25%)

浅尾は「もちろん下げられました。最大の40%は覚悟してきたので、思ったよりも(下がらなかった)、とは感じました。でも必要な選手と言ってもらったり、うれしい言葉もたくさんいただいたので、来年頑張ろうという気持ちになりました」と清々しく話した。

森野 将彦内野手(35)

1億7000万円 → 1億7000万円(現状維持)

森野は「思ったより高く評価してくれていました」と笑顔で話した。一方で封印したFA権については「今年は開幕戦にも出られなかったし、5月の時点ではFAするつもりだった。結果を残して他球団に欲しいと思ってもらえる選手にならないと、と思っていた」と告白。10月15日の落合GMとの交渉で「必要とされていることが伝わった」ことが残留の決め手になったと、スッキリした表情だった。

和田 一浩外野手(41)

3億3000万円 → 2億5000万円(-24.2%)

プロ入り最大の減額となったが「チームの順位も落ちたし、金額も金額。十分評価してもらってると思います」とサバサバとコメントした。来季は2000安打にあと100安打、1000打点にあと10打点、300本塁打にあと2本。「レギュラーを張ってしっかり働けばクリアできる数字。それよりも、日本シリーズを見て優勝したい気持ちが強くなった」と意気込んでいた。

山本 昌投手(48)

6000万円 → 4000万円(-33.3%)

山本昌は「納得したのでサインしました。この年でも戦力と言っていただけるのが一番ありがたい話です」と感謝。落合博満GM(59)からは「50歳までやれと言われました。命令です。オレが保証すると言われました」と明かし、実質的な「2年契約」に表情を引き締めていた。

松井 雅人捕手(25)

850万円 → 1000万円(+17.6%)

今季は控え捕手として45試合に出場。「最低でも今年以上の成績を残す」と表情を引き締めた。

赤田 龍一郎捕手(25)

440万円 → 440万円(現状維持)

会見した赤田が「龍一郎という名前から『竜の1番になれ』と言っていただきました」と明かした。

朝倉 健太投手(32)

4500万円 → 1600万円(-60%)

「もちろんダウンです。(減額超えも)いきました。でも納得ですし、契約していただいたのでよかったと思います」と謙虚に答えた。
低迷が続いている99年ドラフト1位は「結果を残せないシーズンが続いていて、悔しいというか、寂しいというか、自分で自分がイヤになったこともありました。でも来年はずっと1軍で投げられるようにしたい」と復肩を誓った。

福谷 浩司投手(22)

1500万円 → 1125万円(-25%)

「1500万円に見合う結果を残せなかったので、予想通りです。1軍にも1カ月しかいられなかったし、理解した上でサインしました」と淡々と受け入れた。今季は故障にも泣かされ、「リハビリより野球をやっていた時間が短かった。プロとしての体力をつけないといけない」と反省。

井上 公志投手(25)

1000万円 → 1000万円(現状維持)

下げられると思っていましたが、1勝したことで評価していただきました。落合GMと話すのは初めてで緊張しました。先発を狙って頑張れと言っていただきましたし、スピードやキレとか、全部伸ばしてローテに入れるように頑張ります」と目の色を変えていた。

辻 孟彦投手(24)

1000万円 → 900万円(-10%)

「落合GMからは、1000万円に見合う活躍ができていないと言われました。大量点を取られて2軍に落とされたり、チャンスを生かし切れなかった。便利屋ではないですが、先発、ロングリリーフと、どんな場面でも仕事ができる選手になりたい」と巻き返しを誓った。

堂上 直倫内野手(25)

2000万円 → 1500万円(-25%)

「今年の成績が自分の力。落合GMからは『しっかり体力をつけろ、3時間打ったら2時間守備やっても形(フォーム)が変わらないぐらい鍛えろ!』、と言われました。特に打つ方で頑張りたいし、来年はレギュラーを取るつもりでやっていきます」と決意を新たにしていた。

森越 祐人内野手(25)

700万円 → 750万円(+7.1%)

厳冬更改が続く中で、落合GMからは「(27人中)4人目(実際は5人目)のアップだな」と祝福されて笑顔。さらに「いろんなコーチからショートを守れると聞いている。その期待を裏切らない、誰にも負けない守備を身につけろ」と激励されたという。「まずは守備から。そうすればスタメンのチャンスも出てくる」と意気込んだ。

福田 永将内野手(25)

900万円 → 675万円(-25%)

福田は「今年は全然1軍に出られなかったし、予想通りの金額でした。春先に肩をケガしたのが長引いて、復帰した後も2軍で結果を出せず、1軍に呼んでもらえなかった。落合GMからは『潜在能力が高いのは分かっている』と言っていただいたし、今年の分も取り返すつもりで頑張りたい」と表情を引き締めていた。

大島 洋平外野手(28)

7500万円 → 5625万円(-25%)

「昨日と一昨日の(厳しい更改の)流れを見ていたので、マックスでいかれるだろうなと覚悟していました」
 落合GMから『(予想金額は)どう思う?』と聞かれて『25%』と答えると、『お前賢いな』と言われました」と苦笑いで明かした。その上で「首位打者、200安打のタイトルを取れ、と言われました」と気合を入れ直していた。

藤井 淳志外野手(32)

2200万円 → 2300万円(+4.5%)

今季は4年ぶりに100試合以上に出場するなど、規定打席不足ながら打率3割3厘、6本塁打、19打点をマーク。厳しい評価となったが「もっと仕事をして、納得のいく金額を提示されるようにしようと思いました」と話した。
交渉時間は3日間18人目で最長の1時間45分。「金額でもめたとかじゃないです。(落合博満GMが)監督時代、どういう風に見ていたのかなど、今後を考える上でいろんな話をしました」とコメントした。

野本 圭外野手(29)

2400万円 → 1800万円(-25%)

「試合も出てないし結果も出てないので覚悟はしていました。現実を受け止めて、来年やるしかないと思っています」と巻き返しを誓った。

三瀬 幸司投手(37)

2900万円 → 2350万円(-19%)

「『中継ぎとしては最低40試合は投げてほしい。来年は馬車馬のように働いてもらう』と言われました。意気に感じることを言ってもらった。最低40試合。60、70試合出られるように頑張りたい」と意気込んだ。

山井 大介投手(35)

8000万円 → 6000万円(-25%)

「8000万円もらった人間として、その仕事ができなかった。春先から満足したピッチングができなかったんで仕方がない」と納得した表情で話した。
 “ノーヒットノーラン査定”はなかった。6月28日DeNA10回戦(横浜)で、史上77人目(88度目)のノーヒットノーランを達成。ところが、山井は「今回の査定には関係なかった」ときっぱり。「ノーヒットノーランだから5勝というわけじゃないですから」とサバサバしていた。

小林 正人投手(33)

6400万円 → 4800万円(-25%)

会見でダウン率を問われた小林は「みんなと同じです」と苦笑いで話した。
契約についての話は10分ほどでほとんどが、落合博満GM(59)の経験談を聞く貴重な時間だったという。小林は「オフの過ごし方とか、プロの心構えとかいろんな勉強をさせてもらった」と笑顔で話した。

雄太投手(33)

2800万円 → 2100万円(-25%)

落合博満GM(59)から09年の開幕11連勝を挙げたことが話題にのぼったようで「『あのころは先発で5、6回は投げてくれると思っていた』と言ってくださった。『1年ローテを守って優勝に貢献してくれ』と言われた」とスッキリした表情だった。

鈴木 義広投手(30)

4200万円 → 3150万円(-25%)

交渉の席では2年前まで監督だった落合博満GM(59)から「もっとマウンドで暴れていたろ?」と問いかけられたという。2年前に55試合に登板した右腕は「チームが優勝するためには何ができるかを考えたい」と目を輝かせた。

井藤 真吾外野手(23)

500万円 → 440万円(-12%)

5年目の井藤は今季途中に育成から支配下登録され、終盤の4試合に出場。4打数無安打だった。監督時代も含めて落合博満GM(59)と初めて言葉を交わしたという井藤は「意外と普通に話せました」と苦笑い。「雲の上の存在というか、やっぱりオーラありますよね」と話した。

高橋 聡文投手(30)

4000万円 → 3000万円(-25%)

この日、5人目となる減額制限いっぱいのダウン提示にも「流れ的に…」と覚悟していた様子。保留については「成績が良くて納得できなかったら分からないですけど、自分的にも達成感がないので」と納得していた。

古本 武尊外野手(22)

800万円 → 600万円(-25%)

交渉中には落合博満GM(59)から打撃指導も行われたようで古本は「インコースの打ち方を説明してもらった。(落合GMは)相手の目をグッと見る感じだった」と感激していた。

吉川 大機内野手(21)

700万円 → 750万円(+7.1%)

「もしかしたら(背番号)3番を取られるかもしれないと思っていた」と臨んだ交渉だったが、GMから掛けられた言葉は「3番のプレッシャーから逃がさない。ずっとつけておけ」だった。吉川は「闘争心と責任感が入り交じっています」と興奮状態だった。

小川 龍也投手(22)

550万円 → 480万円(-12.7%)

落合博満GM(59)から「未完の大器」と言われたようで「期待に応えないといけない。(同期入団で同学年の左腕)岡田が1年間1軍にいたので負けられない」とやる気だった。