東洋経済「うつの正体」

B00HJAIHCC週刊 東洋経済 2014年 1/18号 [雑誌]
東洋経済新報社 2014-01-14

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東洋経済が鬱病の特集を組んでるってことで読んでみました。
興味本位は無関心に優るってことで。

なにをもって鬱病とするか、という基準が曖昧でちょっと憂鬱な気分が持続したくらいで「鬱病」の診断がでたりするそうです。
当事者、会社、医師、製薬メーカー、といういろんな利害関係の中、鬱病はかなりポピュラーな病気になっていると。

記事の中では「心の風邪」というキャッチコピーはいろんな弊害を生んでいる、ということのようで。
「風邪」という表現で軽く考えられやすくなったり、すぐに治ると思われたり、そもそも心の問題だと思われたり。

鬱病は1度なるとなかなか治らないし、調子がいいときもあれば悪い時もあって、それを繰り返しながら治すしかないと。時間もかかるし、仮に治ったとしても再発性も高いのでその後のケアも大切なんだと。

薬との相性もあるし、治療方針については医師との相性もあるみたいだし、風邪と一緒にできるほど単純なものではなさそう。

発達障害にも触れていて、自閉症やアスペルガーなどの障害を持っていてその自覚がないまま社会に出て、曖昧な人間関係や空気嫁的な雰囲気の中でトラブルを起こしたりして孤立していき、鬱病を発症するケースもあると。
自閉症やアスペルガーって幼少時に発覚して自分で意識しているものだと思ってたんだけど、どうもそういうケースばかりでもないみたい。
学生時代に多少コミュニケーションが下手でも、体系立てた授業を受けてテストで良い点取るということはできるわけで、社会に出てからの曖昧さと理不尽さと暗黙の了解の多さで戸惑うことはあるそう。
ま、障害もってなくても多かれ少なかれみんな戸惑うしな。

で、「うつの正体」という特集なんだけど、読み終わったあとも正体不明のままなわけなんだけども。
というか、正体不明の気分がすぐれない状態に「鬱病」って名づけたんじゃないかと。