「30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」を読んだ

447802734X30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由
杉本 宏之
ダイヤモンド社 2014-07-18

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エスグラントコーポレーションという企業を立ち上げ、ワンルームマンションの販売等で上場した後、リーマン・ショックのあおりで会社が倒産した著者が再び起業した、という内容です。一言で言うと。

成功の真っ只中から、資金繰りの悪化から破綻に向かって行く様はある意味圧巻です。
成功した人が書くいわゆる「成功本」はいくつもありますが、会社を倒産させた人が書くいわゆる「失敗本」は多くないので、貴重な本だと思います。

『「業績」という名の魔力が経営者の正気を奪う』って章とかは、理屈じゃなくて経営者じゃないとわからない感覚なのかなとか思ったり。

個人的にももっと赤裸裸でオドロオドロしい血なまぐさい人間模様を期待していたんですが、そこは比較的あっさり風味に仕立てられていました。

支援してくれたり、応援してくれる人たちとの男気あふれるやり取りは結構手厚く描かれていますがそっちはそんなにいいかなーと。

不動産会社とか全然疎いので、そういう会社が存在していて、そんなことが起きていることも知りませんでした。勉強になりました。